2017.01.30
いつの間にか日差しが柔らかくなってきました。日が延びてレッスンの始まり終わりが明るい夕方はなんだかうれしいですね。
こんにちは! おしみピアノ教室です
ピアノの練習曲と言ったら、ピアノが上手に弾ける指の訓練のために、それにはチェルニーの練習曲を思い浮かべるでしょうか?
でも、往年の大ピアニスト「ネイガウス」はその著書の中で、バッハ平均律プレリュードが優れた練習曲である!と提言しています。
そのことを検証してみましょう!という主旨で山本美芽先生主催の「バッハ平均律プレリュード弾き合い会」に参加してきました。
いつも予習ではちょっと苦しみ、弾き合っては「なぁるほど!」 を連発し、復習しては何倍も楽しめて元気になれるという、まるでピアノレッスンのサプリメントのような弾き合い会です。
今回はチェンバリスト「レオンハルト」のチェンバロの音源を聴いて予習してみました。
弾き合い会後は リヒテル・グールド・ニコライエワ・イエルクデムス・シフ・バレンボイム・・・と一日中バッハ平均律に浸っています。
耳を傾けていると家事の手が止まってばかりなんですよね~。
その日、私が弾いた曲は2巻2番と21番。
優雅な舞曲アルマンドをイメージした2番、21番は心落ち着く変ロ長調のソナタ形式となっているスケールの大きい曲でした。
シゲルカワイの奥深く柔らかい響きは素晴らしい。堪能できるよう自分の音を聴くことに集中しようと臨みました。緊張してちょっとでも力むと絡んだあやとりのように音楽が聴けていないのが自分でもわかります。
もっともっと勉強と修行あるのみ。
でもネイガウスが言うどうしてこれが練習曲なの?の疑問を持ち続けながら48曲のプレリュードのうち20曲をピアノの先生方と弾き合っていると…まるで宇宙旅行しているかのような気持ちに引き込まれ、楽譜はその道案内をしてくれているかのようでした。
学生時代は試験のために必死でバッハを暗譜したことを思い出しながら苦笑いです。
参加したピアノの先生方が口々に弾きにくかったとその理由を述べながら弾き切った20曲。
バッハの縦に横にと構築された音楽の流れや響きを聴こうとするのは本当に難しい。
その曲が速かろうがゆっくりだろうが、調性が変化しようが、音型がややこしかろうが、音が聴けるようになるまで練習をして、人の声で歌っているかのようにピアノで歌える指になるためにバッハを学びなさい、プレリュードはそのための音楽の練習曲です!とネイガウスは言っているのでしょうか。
音楽は、聴くことに始まり聴けるようになることで楽しさが広がっていくに違いありません。次はバッハのピアノ以外の曲も聴いてみようと思っています。