2016.12.14
風邪はひかないようしっかり対策をとっていたのですが、ちょっとした気のゆるみで指をナイフで切ってしまいました。小さい傷でしたが痛い…です。
こんにちは! おしみピアノ教室です
今日はピアノを弾き始めたばかりのÝちゃんにちいさなクリスマスツリーに兵隊さんのクリップを1と2のお指を👌の形にして飾ってもらいました。1と4の指ではさすがに難しかったですね。
お手本をしてみようと思ったら、ピアノを弾くには何事も無かったのですが、ちょうど親指の内側の傷に当たって痛いのです。
些細な痛みでもって初めて指の大事な役割に気がつくものですね。
指には名前があります。役割があります。
「アッ!壁に蜘蛛がいる」 と出てくるのは人差し指。
「消しゴムを取って!」と言われて使うのは何指でしょう?
親指を使わなくてはクリップも洗濯ばさみも摘まめません。
雑巾を絞る時、リレーのバトンを渡す時は3と4と5の指を使っています。
1と2の指だけでで重いカバンを持とうとはしませんね。
立つのが苦手な5の指は赤ちゃん指と呼びます。
長さも太さも形も違って得意不得意のある5本の指ですから、ピアノを弾くためにどの指も自由自在に動いてくれるようにと練習をするわけです。
では指の先はどこへつながっているかというと、頭です。鍵盤に触れる指先は頭からの指令を「私はどうすればいいの?」と待っています。
すごーく遠いところへ伝えているんだぞ~と思って考えて弾くと無駄な力を抜ける気がしています。指だけを一生懸命に動かそうとすると力ばかりが入ってなかなか思うようになりません。
頭を使った練習をして頭から指先に伝える回路作りをしていきましょう。
5本指と仲良くなれるよう「なぁるほど!」と思いながら頑張ってみてくださいね。