2016.05.16
こんにちは!サロンフリューゲルピアノ教室の中尾朋子です。
初夏の陽気、
今日の午前中は浜松で清水皇樹先生の
ピティナ・コンペ課題曲公開レッスンを
聴講してきました。
清水皇樹先生はピアニストとしても
大変素晴らしい方ですが、
指導力においては今や日本の第一人者といっても過言ではありません。
そんな方ですが、実は私の高校からの友だちのご主人様でもあるので、
この家に来ていただいたこともあったり、
光栄なことに仲良くさせていただいております。
今日のレッスンの素晴らしさは
アドバイスの的確さと
ピアノを弾くための心の磨き方を教えてくださったことです。
まず演奏に必要なことは
作曲家の背景や
育った、或いは影響を受けた国のことを知り、
イメージすること。
イメージ通りの演奏をするために
どんな音色で
弾くかを考えること。
ここまではいろいろな先生方がおっしゃっています。
そして皇樹先生は
想像力は、
子どもの時に自然の中で思い切り遊ぶこと
ある程度大きくなってきたら
本を読んだり
様々な音楽を聴いたり
絵画を観ること
で育っていく
ただがむしゃらに練習するのではなく、
心の中を作っていくことが大切なのだ
とおっしゃっていました。
音楽家になるわけではないから
と思っている方にとっても
大事なことですよね。
豊かな国とは
文化が心の中に根付いている人々がいる国だと
私は考えます。
日本人も頭でっかちにならず
もっと文化を大切にしていかないと
いけない
目先の欲望や楽しいことだけではなく
心を育てること
これこそ豊かな文化が栄えていくことにつながるように
思います。