2016.03.13
こんにちは!サロンフリューゲルピアノ教室の中尾朋子です。
穏やかな日曜日、
私は浜松ピアノアカデミーに
一流教授陣によるレッスンを
聴講してまいりました。
画像が横になってしまいます。
すみません!
ウィーン大学で教鞭を取られている
アルニン先生のレッスンを聴きました。
受講生は高校生から音大生くらいまでの
選ばれた優秀な学生たちです。
1セットで3人のレッスンです。
曲目は
リスト 『メフィストワルツ』
バッハ=ブゾーニ 『シャコンヌ』
リスト 『ダンテを読んで』
どれも難曲です!
曲の中の頂点がどこか考え、
そこまでの音量を加減する。
ただ強く と書いてあるからではなく、
このフレーズはこの曲において
どのような意味合いがあるのか
そこまで深く読み込んで
曲の構成を作り上げていくのです。
曲の情景によって、
どのような音量で
どのような音色で
どんなテンポのイメージで
演奏するか決めていく。
一曲の中でも場面場面で
変化をつけていくのです。
『音を編んでいく』
細かい作業の
大切さを教えてくれていました。
超一流のレッスンです。
私もドイツでの学生時代
そんなレッスンを受けていました。
なかなか頭では理解できても
実行できないもどかしさはありましたが、
今日の学生さんたちは
先生の指導でどんどん変わっていく。
本当に素晴らしいレッスンで
刺激を受けて帰ってきました。
さて!明日からこんなレッスンを
皆さんに提供していけると
いいな~なんて考えていますよ。