2015.11.05
こんにちは!サロンフリューゲルピアノ教室です。
ある方がブログに載せていらしたので、
私も便乗して、
私の考えを述べたいと思います。
電子ピアノについて
ピアノを習い始める時に
いつまで続けてくれるかわからないから
または、
小さな子にピアノは重くて大変?
と、電子ピアノを用意される方多いです。
友人の家にやはり電子ピアノがあり、
たまにそれで遊ぶのですが
確かにいろんな音が出て楽しい!
パイプオルガンの音で
バッハの『トッカータとフーガ』
ジャズのリズムを入れて
『枯れ葉』など…
しかし、ピアノの音で弾いていると
出てくる音が予想していた音と全然違うのです。
グランドピアノタッチとうたっているピアノでさえも。。
私のピアノでは、こういう弾き方なら
こんな音になるだろう、という音にはならないのです。
音色が乏しいのと、微妙な強弱がつかない。
左右の手に音色の差が出ないのです。
習いたての小さなお子さんでは
強い音を弾こうとすると
音に広がりがないので、
強く出そうとすると
無理な力がはいって指先がつぶれてしまいます。
コンピューターで作られた音なので
無理もありません。
ご家庭やお住まいの事情、
いろいろとあると思うので、
絶対にアコースティックピアノを買って!
とは申しません。
ただ、ピアノは高価な物では決してないのです。
アプライトピアノなら軽自動車より安い
メンテナンスも年1万5千円位
何十年も使えます。
一生ものなんですよ。
ちなみに、私のピアノは70年を超えています。
たかだか子どもにそんな高価な物!
と、思われるなら、中古でも充分なのです。
初めて弾く小さなお子様にはなおさら、
良い耳を育てるためにも
一度ついた変な癖を
直す労力を減らすためにも
是非、初めから本物のピアノで弾かせてあげて欲しい
と願っています。