2015.09.26
こんにちは!
金木犀の薫りとともに
太鼓の音がどこからか聞こえてきます。
秋ですね!
聴く…ということ
“聞く”ではなく“聴く”。
小学校で子どもたちは、心の目で聞くこと
と習っていたように記憶しています。
では、心の目 ていったい何?
これで理解できる子は少ないのではないでしようか?
難しいですよね~?
心の目!
“聴く”ことは、
身体の動きを止めて息をひそめ、
いろいろな遠くの方から聞こえてくる音を探し出す
のです。
すると、意識してない時は聞こえなかった
音が耳にはいってきます。
心の目とは、1つの音を注意深く聞こうとする
心を持つことなんですね。
昨日レッスンだったSちゃん。
静かに息をひそめると、
一緒についてきた妹さんのクスクス笑う声が聞こえました。
そして、外をたまに通る車の音もかすかに聞こえたようです。
自分が弾いた音も、
和音はきれいに響いているか
メロディーの音階も粒が揃っているか
左手と右手の音のバランスは良いか
注意して“聴く”と
ますます丁寧な演奏になりますね!