コオロギの鳴き声が聞こえます。
ここまでドイツでの練習室確保の
お話をしてきました。
フランクフルト音大は都会の真ん中に
あり、
建て替えて間もない近代的な建物でした。
練習室は5階最上階でしたから、エレベーターであがりました。
しかし、学生が多くて乗れない時は階段を駆け上がりました。
建物の外側に面している窓のある部屋が
15部屋ほどあり、
大変古く、鍵盤がめくれてるような、
そして調律もされていないような
ベヒシュタインやイバッハなどのグランドピアノが
置いてありました。
そこに向かい合うようにある真ん中の部屋、
そこにはカワイのグランドピアノが
やはり10部屋ほど。
天窓がありましたが、外が見えず、壁が真っ白で
ちょっと精神的に参ってしまいそうな…
いえ!参ってしまったことも
何度となくありましたよ(>_<)
そんな時は外でウロウロ…
そして誰かつかまえておしゃべりしてました。