2013.12.25
こんにちは!
今日はクリスマス。皆さんのお宅にはサンタクロースが来ましたか?
この時期になるとドイツのクリスマスのことを思い出します。
24日、25日は日本で言ったらお正月のようなものでしょうか。
離れて暮らす家族が集まってゆっくりと過ごすのです。
私が渡独した1年目は、初めの頃ホームステイしていたお宅で、
寂しいでしょうから と呼んでくださり、一緒に過ごさせていただきましたが、
学生は皆 自分の家に帰省してしまうのでシーンと静まり返ってしまうのです。
お店も2日間どこも開いてません。
もし呼んでいただけなかったら、一人暮らしの身寄りのない日本人には耐えられない寂しさだったでしょう。
2年目からは、仲の良い日本の仲間ができたのでにぎやかに過ごせましたが、
町の華やかさはなくなるので、結構”クリスマス当日は嫌い!”
といっている日本人は多かったように思います。
当日は寂しいのですが、私が最もはまったのがクリスマスマーケット。
12月22日前後に終わってしまいますが、
移動遊園地が出たり、クリスマス用品やろうそくなどの小物のお店、
フルーツのチョコレートがけやケーキなどのお菓子類のお店、
そしてグリューワインというシナモンやクローブ といった
香辛料と甘みを加えて温めた赤ワインのお店などが立ち並ぶ広場が
華やかで、学校帰り毎日毎日友人と通いました。
気温はマイナスになりましたが、
私はその華やかさが大好きでしたし、今でも行きたくなります。
ホストファミリーのご家庭では、朝からクリスマスツリーを飾り それぞれが皆にプレゼントを渡し合い、
前の日から準備してあったお料理を、
皆の大好きなワインとともにいただきながら、
夜が更けるまで語らっていました。
素敵な思い出です。
イブは信仰心の厚い方々は教会のミサに行きますが、最近は行かない方も多いそうです。
(ホストファミリーのご家族は行ってないそうです)
クリスマスは、イエス様の誕生の日のお祝いですが、
一年で最も日の短いこの時期に明るく過ごすためのお祭り、
そして日がこれから少しずつ長くなって欲しい と復活の祈りを込めたお祭り とも言われてます。
(私がいた所は日の出が9時頃、日の入りは15時頃でした。)
いずれにせよ、ドイツの子どもたちもプレゼントを楽しみにしているのは確かです (^^)
今日一日クリスマス気分を味わいましょう!