2013.12.09
こんにちは!
今朝は、吐く息が一段と白く感じました。大雪を過ぎて、寒さが増してきています。
先日、ある生徒さんのお母様から嬉しいお話を聞くことができました。
その子は、発表会やクリスマス会などで発表する機会がないと、
『忙しかった』とか『少ししか練習してないよ』といった言い訳の多い"おさぼりさん”でした。
ならば、コンクールに出たらやる気を出してくれるのではないかと考え、
お誘いしました。
結果は、今までの練習不足で基礎力が足りず、予選通過はなりませんでしたが、
その後のレッスン時の、目つきがいつもと全く違ったのでした。
お母様から、家族中で応援し 声をかけてくださったので、今回は残念でしたが、
次のコンクールでは良い結果がいただけるように頑張りたい!と話している と伺いました。
こういうお話は私にとってはご褒美に値するくらい嬉しいものです。
ご家庭でやっていただくことは、お子様が練習できる環境を作っていただき、
一言『頑張ったね』『上手になってきたね』とお声を掛けていただく それだけで良いのです。
お子様にとって練習することは当たり前のことではありません。
お母様も、作った夕飯に対して何の反応もなく無言より、
一言『おいしいね』と言ってもらえると嬉しいはずです。
どうぞ無関心にならず、口を出し過ぎず、練習を批判せず温かく見守ってください。
今までの練習の成果を評価、指導し、次の宿題までに何をしてくるのか指示するのは、
指導者の役目です。