2013.11.11
こんにちは!
今週からぐっと気温が下がり、北日本の日本海側では雪が降るところもあるようです。
皆さん、体調には気をつけてお過ごしください。
先日、子どもの学校で合唱コンクールが開催されました。
1年生から学年が上がるにつれて、全体のバランス、特に男声部が安定してきて、
聴き応えのある合唱を聴かせていただきました。
全部の演奏が終わり 審査員の先生より講評をいただいた際、
審査のポイントを何点か話してくださいました。
そのうちの1つは『初めの音の始まり方』
2つ目は、『最後をどのように終えるか』でした。
私も同感でした。
よく学生時代に、先生から
『大体初めにどう弾くかでその子の演奏がわかる。』と聞かされていたのです。
初めの音をどう弾くか ということは、
始まる前にどういう準備をしているか ということなのです。
テンポ感(ブレスの長さ)、どんな音で弾き始めたいか…
始まりに、その演奏者の感性全てが凝縮している とでもいうのでしょうか。
また、初めの音の出し方は全てのフレーズの初めの音にも通じます。
最後をどう終えるか というのは、フレーズの終わりまで聴く ことにもつながります。
ということは、初めと最後の音を大切に弾くことが、
全ての音を聴けるようになるきっかけにもなるのではと 私は考えます。