2013.11.01
こんにちは!
今日も穏やかな一日になりそうですが、お天気は下り坂とのことです。
昨日 富士市まで、渡部由記子先生の講座をどうしても聴講したくて、
車を飛ばして行ってきました。
東名高速を往復約3時間掛けても行く価値が十分ある素晴らしい内容でした。
『褒める』ということが良い作用をもたらす というのはわかっていましたが・・・。
目から鱗”なるほど…そうなのか!という感じでした。
例えば、短所が9で長所が1しかない子がいたとします。
大抵の人は短所を直そうとします。
しかし、1しかない長所でも そこだけを認めて褒めてあげると、
短所は次第に隠れていき、長所が大きなエネルギーとなって花開くそうです。
また、親が子どもに所詮この子はここまで、と決め付けてしまうと、
それ以上には伸びないそうですが、
少しのことでも褒められ続けると子どもは自信を付け、
次もがんばろう!とやる気を出すので、飛躍的な成長を遂げる というわけです。
つまり、大人が変わるだけで自然と子どもも良い方へと変わっていく、先生はこのやり方でご自身のお子様や生徒さんを育ててきているそうです。
ただし 褒める時は、心から褒める。
子ども自身何を認めてもらったのかわからないと 不信感を持つため、
褒める理由を必ず添える。
そして良い点をお子様と共有し 共に喜んであげる。
これらが重要だ とおっしゃっていました。
もし、お子様が練習せず困っている時の声掛けは、
『もう遊んでばかりいないで そろそろ練習しなさい!』ではなく、
『昨日○○ちゃん上手に弾けていたから、お母さんもう一度聴きたいな。
どんどん上手になっていくと本当に嬉しいのよ。』 と変えてみるのはいかがでしょうか。
そして間違えて弾いていても
『なんでそこ間違えるの!気を付けようと思っているの?』ではなく、
『そこ難しいのね。でも○○ちゃんならできるよ。
ゆっくり て先生がおっしゃっていたように弾いてみたらできるんじゃないかしら。』
とお子様の苦しみを共有してあげると がんばれる子に育っていくのではないか と思います。
自分自身も、まだ子育て中の身、
褒めて自分も子どもたちも穏やかな気分で過ごすことができ、
そして今から実行しても 十分間に合いますよ!と後押ししていただけた
本当に前向きになれる貴重なお話でした。