2013.10.11
こんにちは!
今日は、全国的に不安定な天候のようですね。
この辺りも、まだ雨は降ってきていませんが、どんよりとした 厚い雲が垂れこめています。
10月3日のトピックスの写真に載せた ”はかり”は何に使うのか質問がありました。
”はかり”は、背中から指先までの脱力の確認とともに、
それぞれの指を下ろした時に 効率良く下方へと重力がかかっているか、
瞬間的に指を下げられるか(フォルテ奏)、
また ゆっくりと重力をかけられているか(ピアノ奏)、
などの視覚的な確認のために使用します。
今日は、ピアノのブラインドタッチについてです。
最近 『ピアノブラインド』というものが売り出されて、
私も欲しい!と思ってしまいました。
今までは、私が日頃のレッスンの様子を書き込む自分用のノートで
生徒の手元を隠したりしていましたので・・・。
指の動きを じっと見ながら弾いているお子様は、
鍵盤の配列と指の感覚がつながってない場合や、
手が小さいために ワルツなどの伴奏型の時 隣の音を弾いてしまうため、
心配で見てしまう といったパターンが多いです。
放置しておくと譜読みにも影響しますので、
初歩の段階として、一つのパッセージは、鍵盤を見ずに
指全体の感覚だけで弾けるようにしたいものです。
それにつながる机上での練習が、前述(10/9)の運指練習です。
指の感覚が、鍵盤の場所と一致していないお子様には
音が鳴らない気楽な気持ちで臨めるからでしょうか、結構効果があります。
弾けるようになりたいのに、指が思うとおりにならない というお子様は
多くいらっしゃると思います。
そういうお子様のために、小さいから短い時間で と言わず、
じっくり時間をとって納得いくレッスンをしてあげたいですね。