2013.09.14
こんにちは!
台風が接近してきたせいか、蒸し暑いです。
よく、何年生だとこの教材にはいってないと…、
とか今○○ちゃん何番弾いてる?
など進み具合を気にされる方が多くいらっしゃいます。
もちろんある程度弾けていないと先には進めません。
でも、難しい教材を練習していれば上手 とは限りませんよね。
個人個人、今やるべきことが違うのです。
一人ひとり 目、指、耳など各器官同士の意識がつながる時期は違うので、
そこのタイミングを見極めて指導しなくてはならない難しさが、
指導者には常に付きまといます。
そういった点では、小さなお子様を指導する方がデリケートです。
でも、それがうまくつながった時、子どもたちは飛躍的に上達します。
ですからそのタイミングを間違えて、
年齢や学年にとらわれて先を急いでしまうと、
譜読みに時間がかかってしまい、
子ども自身が苦痛になってしまうのだと思います。
そうは言ってもそれぞれ個性があって、
一人として同じパターンの子はいません。
『この教材はこの子には早すぎたな。』 と感じれば、
もう一度前の段階に戻る といった勇気も必要なのかもしれません。
もちろん、どんどん進めていっても良い子もいますね。