2019.12.02
こんにちは!
サロンフリューゲルピアノ教室の
中尾朋子です。
はじめて指導させていただいた生徒さんは、
私が大学生になったとき、家族ぐるみでお付き合いしていたご近所のうちのお子さんでした。
うちの子を実験台にしても良いから、勉強だと思って教えて とお母様に頼まれました。特別扱いする必要はないから とお月謝は普通にいただきました。
そのお母様からは、たくさんのことを学びました。
学生であってもお月謝をいただいている以上は先生として自信を持って指導しないといけない。
子どもが今何を必要としているか速やかに感じ取ること。
子どもからの目線で感じるために、自分の幼少期のことを思い出すこと。
ケラケラと笑って話しながらたくさんのことを私に教えてくれていました。
そして、近所の同年代のお子さんをたくさん誘ってくださり、大学生でありながら複数のお子さんを教えることができました。
お子さんは一人として同じではなく、違う反応に臨機応変に対応する即興性もその時に培うことができたように思います。
今の私があるのはその生徒1号さんのお母様のおかげです。
生徒1号さんも今は中学生と小学生のお子さんを持つお母さんです。
先日お会いした時
『先生!子育てって大変だね。思い通りにいかなかった私を中学生になるまで教えるの大変だったでしょう。ありがとう。』
彼女の言葉が私の原動力となっています。