2018.08.02
こんにちは!サロンフリューゲルピアノ教室の中尾朋子です。
昨日、今日と
お休みをいただいています。
昨晩は五嶋龍のヴァイオリンリサイタルを
聴きに行ってきました。
プログラムは
シューマン、
イサン・ユン、
ドビュッシーの
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
と一見オーソドックスなものでした。
しかし
イサン・ユンのソナタは
私にとってかなり衝撃的なもので
人生における苦悩や迷いを
心の叫びとして表現していて、
鳥肌が立ちました。
一方、
シューマンでは
それらを克服して得た愛や望みを
ドビュッシーでは
全てを前向きに快楽に変えていく力を
表現していて
プログラム全体が
人生そのものでした。
アンコールでは
ヴァイオリン曲としては
有名な3曲
クライスラーの
『美しきロスマリン』
ドビュッシーの
『亜麻色の髪の乙女』
サン=サーンスの
『序奏とロンド・カプリチオーソ』
アンコールは
自在にヴァイオリンを操る
五嶋龍さんの魅力を
たっぷり味わえ
心から楽しめることができました。
しばらくは
素晴らしかった演奏と
彼の魅力に浸って過ごしそうです。