2017.10.11
こんにちは!サロンフリューゲルピアノ教室の中尾朋子です。
今日も暑いです。
昨日、カワイピアノの竜洋工場に
見学に行ってきました。
ご一緒したのは、東京、横浜、名古屋近辺からいらした
山本美芽先生の研究会の
ピアノの先生方々。
昨年はヤマハのピアノ工場
今年はカワイのピアノ工場
近くに素敵な所がたくさんあって
誇らしい気持ちでいっぱいでした。
ピアノは
使用している木材を
何年も寝かし
1つ1つの工程もほとんど手作業で
テスト→やり直し
を繰り返し
やっと出来上がる
本当に手が込んでいるものです。
また熟練した技術が必要なので
最後の工程はベテランが行わないと
いけないのだそうです。
塗装の傷もLEDライトで
普通のライトでは見えない
細かなものまでチェックしていると
お聞きし、
驚きました。
そして工場には無響室という
何も音の響きがなく、
全ての音を吸収してしまう部屋があり
案内していただきました。
科学的な研究をしながら
さらに良いピアノを
作るために開発するための部屋だそうですが、
音が聞こえない て怖いことです。
宇宙に1人で取り残されたような
恐ろしい感覚でした。
最後はルービンシュタイン国際コンクールで実際使われた
シゲルカワイで弾き合いをしてきました。
大変重厚で美しい響きの
素晴らしいピアノでした。
充実した1日を過ごしたのとともに
ピアノのことがより愛おしいものに
感じられる時間でした。