2016.11.14
こんにちは!サロンフリューゲルピアノ教室の中尾朋子です。
早いもので11月も半ばになってしまいました。
『弾いた後の音聴いてる?』
私が良く子どもたちに投げかける言葉です。
残響を聴く というのは
聞こえる音を聴くのとは違い、
余韻まで聴くことなのです。
4部休符などの休符も音だと考えます。
鍵盤から指を離した途端、
いえ、鍵盤にまだ指が乗っている時から
私の顔をニコニコとのぞき込んでいた○○ちゃん。
最後の音を鳴らせば終わりではないのですよ。
指を離した後にも音が聞こえていますね。
気持ちが音楽に乗っていて
演奏が終わってもすぐに切り替えられない状態です。
何度かよく聴いたら、
ピアノの奥から煙が立ちのぼるように
音が消えていくのを確かに見たようです。
音楽は演奏が始まる前の緊張感から
最後の音が消えてなくなるまで
なのです。
それに気づくと自分の出した音に責任が持てるようになるかもしれませんね。