2025.05.11
NHKのBS放送で、「2時間でまわるメトロポリタン美術館」の特集をやっていました。
メトロポリタン美術館といえば、世界的に有名なゴッホやフェルメール等の絵画が飾ってあります。
田中みなみさんと加藤清史郎くんの解説がとても分かりやすく、自分も一緒に行った気分になれました。
ニューヨークメトロポリタン美術館には、昔1度行ったことがあるのですが、その時は若かりし頃で、あまり絵画に関心がなかったのですが、年を重ねてくると美術館に行くこともあり、有名な絵画にも少し興味が湧いてきます。
楽器部門の中に、最古のピアノという事で、18世紀に作られたクリストフォリのピアノが展示されていました。
楽器辞典では何度も見たことがありますが、実物はなく、今回のテレビ放送でよくその現物がわかりました。
今のピアノよりも幅は狭く、鍵盤が短く、そして音の響きの調整をするペダルがないんですね。
今も弾けるそうで、モニターからのその音もしっかりと聴かせてくれました。
ピアノよりも前の17世紀にイタリアで作られたハープシコードの金箔の張られたケースも見られました。
やっぱり辞典よりもテレビ放送、そしてテレビ放送よりも実際に自分の目で見てみる、という事がよりその楽器の理解を深めるという事なんですね。