2025.04.19
本日は、朝から蒸し暑くなってきました。
長くピアノを教えていると、昔は見えなかったものが見えてくるようになります。
教え始めた頃は、小さい子供は30分レッスン、1年生からは40分レッスンと設定していましたが、それも子供によって性格も違う、進度も違う、そして練習時間も違ってくるので、30分なら楽しく出来る子供も40分になってくるとイライラしてきたり、集中力が続かなくなってきたりします。
イライラしてくると、ピアノをばんばん叩き出したり、先生に暴言を吐いてしまう事も多くなっていきます。
何事もなく、どんどん課題をクリアしていく生徒さんは長時間でも問題はありませんが、そうでない場合は、長くなる事でピアノそのものも嫌になってしまう、弾けないから練習も嫌になってしまうという悪い相乗効果が生まれてきてしまうので、子供によってどのタイミングで時間を延ばしていけばよいのかがわかってくるので、様子をみながら進めるようにしています。
大人の生徒さんは全て40分レッスンでも全く問題はありませんが、子供の場合はかなりムラがあります。
学年で判断するのは違うかな、と思っています。
けれども、眠くなってきてピアノを叩いたり、先生に暴言を吐いてしまう生徒さんでも1、2年様子をみていると少しづつ成長していくので、いつの間にか長時間レッスンでも平気になっていきます。
子供は、その子なりの進度で前に向かって成長していくんですね(^^)