2024.10.19
今日の東京は30度という事でしたが、夕方から雨が降り涼しくなりましたね。
もう今から10年前か15年前か忘れてしまいましたが、仕事で使うボサノバ「イパネマの娘」のCDを借りようと図書館に行きました。
そのついでに他のボサノバも聴いてみようかと5,6枚適当に選び古いCDを借りてきました。
そして、その中にあった1枚のCD、ジョイス・モレーノ「フェミニーナ~水と光」のジョイスの歌声に私はとても魅了されてしまいました。
何度聴いても飽きない耳障りのよいジョイスの歌声と曲、そこからすっかりファンになってしまいました。
そして、今回やっと生のジョイスの歌声をブルーノート東京で聞くことができました。
80年代のブレイクから時が経ち、今は70代後半になられたようですが、ギターを弾きながら歌うその歌声は若い時と変わらずとても素敵でした。
パートナーであるご主人がドラムス、ピアノにエリオ・アルヴェス、そこにベースというトリオ演奏で、ゲストには、ハープ奏者のエドマール・カスタネーダさんが登場しました。
このエドマールさんは凄いハープ奏者で、メロディーとコードとベースラインを同時に演奏してしまうのです。
今まで見たことのない南米のアルパ(ラテンハープ)というものだそうで、ハープ本体の中にビッグマイクが内蔵されていてとてもエレクトリックな音色で、またテクニックが素晴らしくラテンのリズムに変拍子が加わっているので、見たことのないハープの域を超えた超絶技巧の演奏でした。
ジャズピアニストの上原ひろみさんとも一緒に演奏されているようです。
通常は、座ってひくハープの演奏も立ったまま、それも楽しそうに踊りながらの演奏をされるのです。
ジョイスの歌声にエレクトリックハープの音が加わり、私の知っている好きな3曲も演奏して下さり、とても良い時間を過ごさせてもらいました(^^)