2024.10.05
本日は、夕方から雨降りの中、仕事帰りにユンディのモーツァルトを聴きに小平まで向かいました。
ユンディさんは、2000年にショパン国際ピアノコンクールで優勝した初めての中国人です。
優勝されたときは18才という若さで、今は41才になっています。
今回はオールモーツァルトソナタプロジェクトというプログラム。
ピアノソナタ 第11番イ長調(トルコ行進曲付)
ピアノソナタ 第8番 イ短調
ピアノソナタ 第14番 ハ短調
幻想曲 ハ短調
私も子供の時に弾いたことのある曲が何曲かあって、懐かしく思い出しました。
皆さん知っているトルコ行進曲は、生徒さんへの模範演奏というのか、楽譜に忠実で完成されていてとても良かったです。。
弱音の繊細な響きとタッチのキレの良さ、優美で流れるようなモーツァルトに聴き入ってしまいました。
日本では復帰コンサートという事もあり、都内では東京オペラシティコンサートホールを終え、来年1/6にすみだトリフォニーホール、1/8に横浜みなとみらいホール等これから行われるようです。
満席のホール、皆さん本当に咳もせずにシーンとして心を傾け聴いていました。
そして、アンコールのショパンのノクターンを弾き終えての拍手に歓声のウォーが響き、何度か舞台に出てくる度に皆さん声を上げていました。
色々とあったけれども挫けずに頑張ってもらいたい、というファンの熱い思いがこちらにも伝わってきました。
私はベルリンフィルとの共演のピアノ協奏曲のCDが好きで、何十回?!も聴き込みました。
沢山のストレスを抱えるピアニストは大変な職業ですが、やっぱりこの人の演奏を聴いてみたい、と思わせる魅力のある人、天才的なピアニストはいるので、批判、酷評に負けずに、これからもお客様に夢を与え続けていってもらいたいと思いました(^^)