2024.07.11
東京は連日の猛暑で、少し雨模様になるだけでなんだかホッとしますね。
学研の音楽通信で紹介されていた「今日もピアノ・ピアーノ」小川未明作品
ストリートピアノを題材とした新たな児童文学作品という事で、是非読んでみたいと思いました。
主人公は、塾や習い事に忙しく、家ではオンラインゲームで友達と遊ぶ今どきの小学生海斗。
忙しさだけで、毎日が過ぎ去っていくことに少し焦りを感じ、そんな時に親からはゲームの没収、それをきっかけに駅のピアノを弾くおじさんと知り合い、そこから少しづつ海斗の内面が変わっていくという物語だそうです。
今の子ども達に通じる惹かれる内容ですね。ストリートピアノは今や全国に700箇所以上も配置されているそうです。
私も先日、ブダペストの駅構内に置いてあるストリートピアノを弾く人達をBSテレビで見ましたが、皆さん自分の思い入れのある曲を楽しそうに弾いていました。
そしてそれを聴いていた周りの皆さんの温かい拍手もよいものですね。
その時間だけは日常の色々な雑事を忘れて自
分だけの世界、時間に浸れるのでしょう。
ピアノと出会った事で、音楽の世界が広がり、勉強の息抜き、楽しみ、癒しになればなによりだと思いました。