2023.11.06
この所、日音コンクールの事を綴った事で、1週間程もの凄いアクセス数になっていました😅
誰でも観覧できるネットの威力は凄いですね。
何年間かピアノを習い少しづつ楽譜も読めるようになってくると高学年の生徒さんは自分の弾きたい曲を持ってきます。
普段のレッスンでしたらのんびりと弾けるようになるまで時間はありますが、発表会となるとそうはいきません。
期限があるので、その期間内で譜読みから片手練習、両手練習、暗譜と順序よく進めていかないといけません。
最初は弾けると思っていた楽譜もいざ取り掛かってみると右手だけはなんとか弾けても左手が全く難しくて弾けない。
弾いている本人も思ったようには弾けないので次第にイライラしてくるのです。
かといって取り掛かってしまったからには途中で投げ出す事も出来なく八方塞がりになってしまう事が多々あります。
そういう時は、2つの方法を提案しています。
そのまま1ページづつ両手で弾かせてどこまで進めるか分からないけれども、そのまま弾ける所まで頑張ってどうしても無理な場合は最初と最後を上手くアレンジして繋げてあげます。
もう一つの方法は右手を全部マスターしてから左手はコード進行を使い簡単に手直しします。
このどちらかの方法だと本人も弾きたい曲が弾けるようになります。
もちろんそのままの楽譜をそのまま練習して弾けるのが理想ですが、期限のある場合にはやむを得なくそういう方法を取ることで本人の気持ちも楽になっていくようです(^^)