2023.10.25
過ごしやすい季節です。
赤羽の小学校でも学級閉鎖があり、インフルエンザが猛威を震っているようです。
私は先週コロナワクチン接種をしてきました。手洗い、うがいと気を付けたいですね。
今週は、友人に紹介してもらい銀座の伊東屋で仕事で使う文具を購入、ポストカードのデザインがとてもおしゃれで、見ているだけでも楽しい場所でした。
近くに山野楽器があるので助かります。
そして、芸術劇場での清水和音さん主催のコンサートは初登場のヴァイオリン郷古兼さんとチェロの向山佳絵子さんでした。
プログラムは、
ブロッホ 「バールシエム」
サンサーンス 「白鳥」
メンデルスゾーン 「無言歌op109」
メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調」
バールシエムは初めて聴きましたが、初登場の郷古さんのヴァイオリンは素晴らしいでした。
ブロッホはスイスに生まれたユダヤ人の作曲家で、ユダヤ色濃い作品を沢山残したそうです。
合間の清水さんと郷古さんの会話が今回は楽しく「僕は彼が10才の時から知っていて、その頃からヴァイオリンの天才だったけれども、そう言われていても30になると消える人が多いけど彼はそうではない」という話をすると郷古さんは「来年は消えているかもしれません」と笑って話していました。
なかなか大変な世界です。
そして、サンサーンスの「白鳥」は、やっぱりチェロ&ピアノがいいですね。
以前中学生の生徒がピアノでこの曲を弾きたいというので楽譜を渡して弾いてあげたらあまりにも難しいので生徒は途中で断念してしまいました。
この曲の原曲はかなりピアノの難易度が高いので、弦楽器の方がいいと思いました。
向山さんは、練習が嫌いという話をしていて、本番がないとやる気が起こらないので、子供の時には毎日が本番だったらいいのに、と思っていたのだそうです。
メンデルスゾーンは38才で亡くなってしまいましたが、実はお姉さんのファニーさんの方が才能があって、無言歌集も1部は彼女の作品といわれているそうです。
その当時は女性が作曲家として活躍するのはほぼ困難な時代だったというお話でした(^^)