2023.02.15
昨日と今日はとても寒くて真冬に戻ったようでした。
今週は、池袋芸術劇場で友人と清水和音さんと有吉亮二さんの2台ピアノを聴いてきました。
🔘プログラム
モーツアルト
2台のピアノのためのソナタニ長調
ブラームス
3つの間奏曲op.117
ブラームス
ハイドンの主題による変奏曲op.56b
友人が「最初の曲は、のだめの曲ですね」と言っていたので、プログラムを見ました。
「のだめカンタービレ」のドラマの中でのだめと千秋先輩が2人で楽しく弾いていた曲で思い出しました。
2台のそれぞれのピアノの掛け合いがとても楽しい曲です。
この曲は、実業家アウエルハンマー邸の音楽会で当家の令嬢ヨゼーファと共演するためにモーツアルトが書いた作品だそうで、ヨゼーファはとても優秀でモーツアルトが毎日レッスンをするほど力を注いだ弟子だったそうです。
モーツアルトに恋心を抱いていたそうですが、まるで相手にされず、それどころか「化け物のようなブス」「ブタのよう」とけなしたのだそうです。酷い話ですね。
ブラームスの間奏曲(インテルメッツォ)は、最初の2小節を聴いてハッと思い出しました。
大人の生徒のNさんが以前弾きたいと持ってきた曲でした。
この曲の1楽章は子守唄風の優しい曲ですが、最初の1ページだけはとても弾きやすいのですが、2ページ目からはとてもとても難しくなっていくので、Nさんはここでリタイアしてしまいました。
最後までこの曲の生演奏を聴いたのは今回初めてかもしれません。
間奏曲は、劇やオペラの幕間に流れる曲なので、印象としてはあまり残らない静かな感じの曲です。
2台ピアノのコンサートは殆ど行く機会がないので、お誘いを受けて良かったです。
相手の音をよく聴いて合わせる連弾の難しさ、とても学びがありました(^^)