2023.01.31
ピアノは、他の団体での習い事とは違って、とても個人的なお付き合いがとても長く続いていきます。
幼稚園から習いに来ていた生徒がいつしか大学生になっていく過程があり、小学校の先生よりも長いお付き合いが続いていきます。
その間にずいぶんと変化していきます。
その間には反抗期もあり、私の言うこともちゃんと聞かない時期もあったりします。
長くピアノを教えていると、1度目の反抗期は幼稚園で1回、小学生の低学年で1回、高学年で1回、そして何故か中学生になると皆落ち着いていくのです。
特に大変なのは幼稚園の年長さんの頃で、ピアノが弾けるようになり本人の自信もついてきて教材も次々クリアしていく辺りで、私はピアノがとても上手!感が自分の中で大きくなっていくその辺りから教材のレベルが少しづつ上がっていき、中々○になっていかない、難しくて弾けない状態に陥ってしまうのです。
そこで○にならないと泣き出してしまったり、先生に文句を言うようになっていくのです。
私も若い時にはすぐに癇癪を起こす子供に頭にきて怒っていましたが、今は正論を言うだけではなく様子を見る、子供の成長をゆっくり見守りたいと思う気持ちが強くなってきました。
だからといってただ優しい先生が良い、という訳ではありません。
優しいだけでも厳しいだけでもだめですね。
その頃合いが難しい所ですが、子供達は楽しく学びつつも、そこで様々な悩みを抱え、成長していくので、そのお手伝いが上手く出来るようにと思っています。