2022.08.25
2014年にネットを始めてからは、低年齢のお子さんからのお問い合わせも多くなり、教室では樹原涼子さんのプレピアノランドシリーズを使っています。
①②は子供向けのリトミックになっていますが③からは弾く段階に入っていきます。
③も最初は調子よく進んでいくのですが、最後の3曲「こびとのくつや」「かぜのいたずら」「ポプラなみき」はいったいどうしたの?!というくらいの難易度の高さで子供達はなかなかどうして、急に弾けなくなってしまうのです。
ここはとにかく右手と左手を分けてじっくりと練習します。
そして修了すると、この後の教材はピアノランド②に移れるのですが、(プレピアノランド③とピアノランド①はレベルが同じ)
この段階できちんと音符が読めていないとピアノランド②に入りなんとかクリアしても次のピアノランド③で必ず躓いてしまうのです。
音符が読めなくなってしまうと弾くこと事態が嫌になってしまうので、もうピアノは弾きたくない、やめたいになってしまうのです。
それで、ピアノランド①は通常は省かずに復習の意味でも使用しています。
一応この段階でお母様にどうしたいのかをお聞きしています。
進むというよりは楽しくピアノを続けていきたいのか、音符は読めるのでどんどん先へ進めていきたいのか、ピアノを専門に学ぶのかそれぞれの家庭での考え方があると思います。
そして、途中で中々弾けなくなってしまった場合には教材を違うモチベーションアップの物に変更します。
子供によって全く進み具合は違っていて、なんなくピアノランド①ー⑤に進みブルグミュラー、ソナチネへとスムーズに移行する子供もいれば、ピアノランド③の途中で毎週出来ないと泣きながらピアノを弾く子供もいて、同じように教えていても能力は人それぞれなので、子供の様子を見ながら教材を考えていきます。
④⑤までいくと、子供っぽさのないお洒落な曲が沢山入っていて、子供達は楽しそうにのびのびと弾いています。
この段階になると曲の選択肢も広がるので、本人の好きな曲を弾かせています(^^)