2022.05.18
今週は、友人のピアノの先生と共に東京芸術劇場での名曲リサイタルサロンに行って来ました。
ナビゲーターは八塩圭子さん、ピアニストは竹澤勇人さんでした。
竹澤さんは、札幌出身のピアニストということで、私は札幌、友人は岩見沢出身という事で大変親近感が湧きました。
🔘プログラム
ベートーヴェン
アンダンテ・ファヴォリWoO.57
ショパン 幻想曲op.49
ショパン 幻想曲即興曲
モンポウ ショパンの主題による変奏曲
意外に知られていない作品を取り上げていました。
ショパンの幻想即興曲は有名ですが、それ以外の曲は目新しく、特にワルシャワで開催されたショパンコンクールでは、エチュード、ワルツ、マズルカ、ポロネーズ等を弾く方は多かったのですが、演奏されていない「幻想曲op49」を演奏されました。
1841年の作品だそうで、どこかで聴いたメロディー部分だなぁと思っていたら中田喜直作日本の歌曲「雪の降る街を」にそっくりのメロディーでした。
男性コーラスグループのダークダックスが昔歌っていましたね。
中田喜直さんがショパンの大ファンだったそうで、一晩でこのヒット曲を完成させたのだそうです。
モンポウのショパンの主題による変奏曲は、ショパンの24の前奏曲7番の主題を元に変奏曲として書かれた作品で初めて聴きました。
このシリーズは、八塩さんがどんな食べ物を好きかとピアニストに聞くコーナーがありますが、スパゲッティ、特にカルボナーラが好きで自炊して美味しくなるように色々と工夫されていて、1,2年はずーっと食べ続けられると竹澤さんは話していました。
アンコールは、次回が塩谷哲さんということで、ジャズのオーバーザレインボーを演奏されました。
次回の名曲ラウンジは、6月の水野優也さんのチェロと竹山愛さんのフルートです。
男性ピアニストばかりが多いサロンシリーズだったので、今度は女性竹山さんのフルートを聴ける事をとても楽しみにしています(^^)