2022.03.13
春1番のコンサートという事で、昨日は池袋芸術劇場での名曲リサイタルサロンに行ってきました。
伊藤悠貴さんのチェロコンサートで、ナビゲーターは、八塩圭子さん、ピアノは福間洸太朗さんでした。
今回は、ロシアの作曲家ラフマニノフオンリーのプログラム構成で伊藤さん自らが歌曲の全ての編集をされていました。
🔘4月春の祭りの人よ
🔘歌うな美しい人よ
🔘睡蓮
🔘春の水
🔘リラの花
🔘私の窓辺に
🔘ヴォカリーズ
🔘2つの聖なる歌から祈り
🔘夢
🔘交響曲第2番よりアダージョ
伊藤さんと福間さんは初共演という事でしたが、福間さんの知らない曲が幾つかあったようで、とても新鮮だったようです。
とても春を感じさせてくれる曲が多く、特に「リラの花」「私の窓辺に」は素敵でした。
北国の初夏を彩るリラ(ライラック)の花、家の窓辺に咲くミザクラ(さくらんぼ)の花の香りが印象的に歌われていました。
そして、ラフマニノフといえばこの曲という程の有名な「ヴォカリーズ」
チェロで聴くのが1番ですね。
八塩さんとの合間のトークでは、伊藤さんは朝ご飯は食べないけれど夜のコンサート前にはとんかつとうどんをよく食べる。
うどんはさぬきよりも名古屋のきしめんや山梨のほうとうのようなのっぺりした広めのうどんが好きと話していました。
私もきしめんご大好きなので、そこは妙に共感してしまいました。
八塩さんは、春らしいピンクのレースのワンピース、伊藤さんは黒のスーツ、福間さんも黒のタキシードでしたが、全体的に黒レースの柄のお洒落な物を着られていました。
芸術劇場の音響はとても素晴らしく、やはりテレビのクラシック倶楽部で聴いているのとは全く違う、改めて生音の良さを感じてしまいました。
春1番のコンサートでした(^^)