2022.03.07
昨日は、春一番というのか夕方から風が強くなってきました。
何ヶ月前から取っていたリリアの催し広場での室内楽4回目に昨日は行ってきました。
構成、お話、演奏は大須賀恵里さん、そして二重奏の愉しみで、ヴァイオリンの山根一仁さんとチェロの佐藤晴真さんの演奏でした。
プログラムの選曲がとても良かったです。
佐藤さんは現在ミュンヘン、山根さんはベルリンに留学中という事でした。
最初にシューベルトのアルペジオーネソナタイ短調をチェロの佐藤さんと大須賀さんで演奏しましたが、とてもしっとりとした素敵な曲でした。
そして、ラヴェルのヴァイオリンとピアノのためのソナタをヴァイオリンの山根さんと大須賀さんの演奏で。
この曲の2楽章は、ジャジーな雰囲気でピチカートを沢山使っていると話されていましたが、思った以上にピチカートが沢山あって、斬新でこれもまた素敵な曲でした。
2楽章、そして3楽章のピアノとヴァイオリンの掛け合いは超絶技巧で、ヴァイオリン弓の糸(弓毛)が切れてしまう程の激しさでしたが、盛り上がっていく程聴衆の皆さんをを魅了していました。
コロナ禍の中チケットは完売、満席の会場でした。
男性は2人共に黒いシャツに黒いスラックスでしたので、そこに大須賀恵里さんのピンクに黒い花のドレスが引き立っていました。
先月、思いきってラベル全集のCD14枚を購入した私ですが、家に帰って調べてみるとコンサートで演奏されたヴァイオリンとピアノのためのソナタもしっかり入っていたので、とても嬉しく、また演奏を聴き直してコンサートの余韻に浸る事が出来ました。
とても充実した素敵なコンサートでした(^^)