2022.02.28
日曜の番組「僕らの時代」にピアニストの清塚信也さんが出演されていました。
お母さまのスパルタ教育で、子供の時には一日10時間ピアノを弾いていたという清塚さんですが、そこで屈折する事もなく、のびのび明るく育ちピアニストになってしまうというのは凄い事です。
私の子供の頃のピアノの先生はとても厳しくて、私も中学生の時に1時間半掛けてレッスンに通っていたにもかかわらず10分遅れただけで、もう帰りなさいと玄関先で帰されてしまった事がありました。
怖くてレッスンで手が震えてしまう、そして先生の言う事を聞くのが当たり前で、自分の意見を言えるような雰囲気は全くありませんでした。
清塚さんは、既に中学生の時のコンクールで複雑な難しい曲を弾いたときの会場の雰囲気が???となっていたのに気付き、そこから曲の説明をする、という今のスタイルが出来上がってきたのだそうです。
昔のピアニストは、ただ弾くだけでお辞儀をして帰っていくというスタイルが当たり前だったのが、清塚さんや葉加瀬さんのようにお客様を楽しませるトーク力のある人に人気が集まる今の時代に変化していったのは凄い事だと思います(^^)