2021.12.12
本日は、NHKでピアノモノクロームの青春~90回日本音楽コンクールのドキュメント放送が見られました。
コロナ禍の中、昨年より30人多い190人の応募者、3次予選を通過して本選に残ったのは4人です。
今回本選に残った女性はいなく、男性4人のみでした。
1位 谷 昴登
2位 佐川和冴
3位 高倉圭吾
入選 藤平実来
一人一人のドキュメント、とても楽しく見られました。
前回本選に残った個性的な永井希望さんは今回残念でした。
そして2位の佐川さんはなんと今回5度目の挑戦ということで、2年連続で3時予選を通過したので、今回は、モーツァルトのピアノ協奏曲21番を弾くことが出来ました。
高倉さんはラフマニノフピアノ協奏曲2番を、藤平さんは、私も大好きなラヴェルのピアノ協奏曲ト短調を選びました。
とにかくこの曲の2楽章を弾きたくて選んだそうですが、私もユンディリーさんの演奏でこの曲の2楽章が大好きになったので応援していました。
藤平さんは、他の人のようにバリバリ弾けるタイプではないので、慎重に選曲を選ぶと謙虚に話していました。
そして1位になった谷さんは、まだ18才ということですが、中学生から既にオーケストラとのコンチェルトも色々と経験しているので、弾いていても華があり、お客様からの聴衆賞も獲得しました。
谷さんは、本選でチャイコフスキーの協奏曲1番を弾きました。
無意味な1音が無いような演奏を常に心掛ける、という立派なコメント、そして責任がこれからの演奏についてくるので気を引き締めて頑張っていくという若い演奏家の皆さん。
クラシック倶楽部よりも早くにこのコンクールの模様が本日見られて私はとても満足しました(^^)