2020.06.15
今年は発表会も夏から冬になってしまい、パプリカからジングルベルに子供たちの合奏変更をと思い、ジングルベルのピアノ伴奏も教室にあったのでそれを使おうと考えていましたが、あまりに簡単だったので、子供っぽくないアレンジの更に良さそうな楽譜をネットで見つけて、とても綺麗な和音進行で良かったのでそちらをアレンジして使おうと早速五線紙に書き込みをして仕上がったところでハタと気付いた事がありました。
子供たちは、ベルやタンバリン、カスタネットを叩くのですが、合奏では4分の4拍子になっているのです。
大体1拍目と3拍目に叩く子供と2拍目と4拍目に叩く2つに分かれているので、ピアノ譜面が左手2つの二分音符の伴奏になってしまうと、4拍子の楽譜でも2拍子感覚になってしまいます。
そうなると1拍目と3拍目のリズムは分かっても、2拍目と4拍目を打つ子供たちはどこで叩いたらよいのかリズムが取れなくなってしまうのです。
写譜をしてしまってから気付いたこの真実に私は愕然としてしまいましたが、やはり子供たちはよほどのリズム感がないと自分で拍を取ることが出来ないので、これは使えない、と諦めました💦
ソロではそのまま十分成り立つ楽譜も合奏となると求められる事が違ってくるので使えなくなってしまうという事なんですね。
それなら和音を1小節に4つではどうか、とも考えましたが弾いてみると結構うるさいので、ピアノが他の楽器の邪魔をしてしまいます。
ピアノだけの事を考えてはいけない、皆で息を合わせるには他のパートの事や、やりやすさも考えていかなくてはいけない合奏の難しさを理解しました。
他の譜面も見て新たにチャレンジしたいと思います(^^)