2019.11.26
すっかり寒くなりました。
昨日は、小学生のKちゃんのレッスンでした。
曲は、パッヘルベルの「カノン」
弾いてもらうと左手で弾く箇所も右手で弾いてきたので、そこは左手で弾いてねと話したのですが、やはり何度も右手だけで弾いてしまうのです。
「どうして?」と尋ねると「重なるから」と言うのです。
子供ながらに両手で弾くと指が重なってもつれてしまうので、右手だけで弾こうと自己判断をしたんですね。
ピアノの鍵盤は長く、下の方だけを使わなくてもいいんだよ、と模範演奏をしてみました。
左手の最初の音は右手と重ならないように鍵盤の上の方を弾いていく、その弾き方によって左右の指は重ならなくなるんだよ、という話をしました。
ピアノの先生にとっては当たり前に出来て弾いている事が、子供にとっては疑問点になって、自己流に判断してそのまま間違った弾き方をしてしまうのだなぁと改めて思いました。
ピアノは、曲の難易度の段階によって様々な技術を習得していかなくてはいけないので、一つ一つ学んでクリアしていってもらいたいと思います(^^)