2019.04.24
肺の手術をしてしばらくお休みされていたTさんが戻って来られました。
私の母と変わらない年齢です。
入院、退院とお休みされて本日久しぶりのレッスンでした。
何とTさんは教室にかれこれ18年間も通って来て下さっています。
恋人や友人でさえも18年間もお付き合いを続けていくというのは難しいというのに、ピアノを通してのお付き合いで18年間も通って来て頂けるというのはとても有難い限りです。
ショパンの「雨だれ」やリストの「ラ・カンパネラ」も制覇して今はクライスラーの「愛の喜び」に挑戦しています。
「愛の喜び」は、クライスラーがヴァイオリンとピアノのために書いた小品です。
「先生が確かアクセントを強調するといいと入院前に言っていました」と言われ、私がすっかり忘れていた事もちゃんと覚えていて驚きました。
いつもTさんが言われているのは、「ピアノは1人で楽しめるからいいです、人がいらない」と。
人に気を遣う事なく自分のペースで進めていけるピアノは最高の老後の楽しみなのでしょう。
まだまだこれからもお元気で頑張って下さい。
応援致します(^^)