2018.09.17
3連休も今日で最後となりました。
昨日は、先生達との食事会が赤羽の銀座アスターでありました。
今日は午後から発表会を行った川口リリア音楽ホールで、セルゲイ.レーディキンさんのピアノリサイタルに行ってきました。
セルゲイ.レーディキンさんはロシア生まれの若きピアニストで、チャイコフスキー国際コンクール、プロコフィエフ国際コンクールなどで賞を獲得しています。
1部は、バッハのトッカータとフーガ
ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」とピアノソナタ第14番「月光」
2部はショパンの舟歌や幻想即興曲、ノクターン第2番と有名な曲ばかりでしたが、1つショパンの「タランテラ」が入っていました。
この曲は、とても新鮮でした。
イタリア、ナポリの舞曲で明るくて良かったですね。
タランテラはブルクミュラーにも入っていますがタランチュラ(毒蜘蛛)に噛まれ踊り狂って倒れて死んでしまうという意味合いの曲です。
1部のトッカータとフーガは、よく子供達と見ているDVD音楽ファンタジーの中に入っていたので、思い出してしまいました。
最初のワンフレーズでピンときてしまいますね。
幻想即興曲は、今大人の生徒Mさんがやっている曲なのでとても曲の指導の参考になりました。
この曲は超絶技巧で難しいですが、弾いているうちにこつがわかってくるのでとってもやり甲斐があります。
今、生徒さんはこの曲をゆっくりと練習している最中です。
最後にストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの3楽章」を弾きました。
この曲も最初の出だしの両手の高音での動きがとても耳に残りますね。
ワクワクしたこれから何か始まる予感を感じさせてくれるこの明るい出だしが私はとても好きです。
この方の演奏は、全体的にとても繊細で美しい音に拘ったピアノでした(^^)