2018.02.11
昨年の12月にNHKBSで、第86回日本音楽コンクールのドキュメントを見ました。
ピアノ部門で1位になったのは、広島出身、まだ高校2年生の吉見友貴くんでした。
応募者219人の中から予選を通過したのは4人のみ。
その4人が自ら選んだ協奏曲を東京フィルハーモニー管弦楽団と演奏しました。
吉見さんは、プロコフィエフの協奏曲第3番を選びました
とても迫力のある素晴らしい演奏でした。
そして、今回駒込駅のソフィアザールサロンで演奏会があるというので、すぐに予約を入れました。
2日続けてのコンサートでしたが、どちらも早いうちに完売となってしまったそうです。
ソフィアザールサロンは、お客さんと演奏者の距離がとても近いし、音響効果もとても良く、演奏者の息づかい、気迫のようなものが客席に伝わってきます。
曲の選曲もとても良く、バッハ作曲の「平均律クラヴィーア第1巻22番」に始まり最後は、ラヴェル作曲「ラ・ヴァルス」で終わりました。
「ラ・ヴァルス」のグリッサンドは、吉見さん独特?独自というのか小指や人差し指を使って流れるように演奏されていました。
また、ショパン作曲「バラード第3番」は、私も高校生の時にレッスンで弾いていた懐かしい曲でした。
あの柔らかい顔立ちからは思えない迫力の演奏、繊細な指の動きに圧倒されてしまいました。
今日のコンサートは、本当に良かった。
感動でした(^^)