2014.10.12
こんにちは☆
すっかり秋らしい陽気になりました!
遅くなりましたが、9月のコンクールについて。
今年は3人の生徒さんが入賞しました\(^o^)/
おめでとうございます!!
去年よりいい賞を頂いた生徒さんもいました!
みんな教えたことを本番でもしっかり発揮してくれ、去年よりまた一回り成長したな〜よく頑張ったな〜と嬉しくなりました^ ^
去年は全員入賞という結果でしたが、今年は少し厳しく、入賞できなかった生徒さんもいらっしゃいます。でも、私たちからすると全員がすごくいい演奏で、明暗分かれの結果にはなりましたが、みんなの演奏に大満足でした♪♪
今年初めてコンクールに挑戦した生徒さんは『楽しかった!』と、また次に向けて、前向きにがんばっており、コンクール後、1回目のレッスンの時にはよく練習してきてくれました♪
嬉しいなぁ(*^_^*)
入賞できなかったから、去年よりいい賞が取れなかったから、ダメなんてことはありません。コンクールというとやはり勝負の印象が強いかと思うのですが、勝ち負けの世界ではありません。一生懸命頑張ってきたことを審査員の先生方の前で表現できるかということが重要だと思います。一番難しいことではありますが、それができたなら、評価がどうであれいい結果だと私は思うのです。
例えば、
・入賞できたけど、本番までの過程がめちゃくちゃ。
・一生懸命やったけど、入賞できなかった、去年よりいい賞をもらえなかった。
この2点を比べた時、私は断然、後者のほうがいいと思います。結果だけ見て、勝ち負けで表すなら、負けではあるかもしれません。でも、後者のほうが前者よりもはるかに多くのことを吸収できているのではないでしょうか。
コンクールですから、受けた人の中での評価、審査する先生によって好みが違う、弾く順番や選曲で印象が変わることなどはあると思います。
でも、一生懸命頑張ってきたことには変わりありませんよね。
本番まで必死に練習し、友達と遊びたい気持ちを抑えて教室にも通い、時間と手間をかけて、自分自身と葛藤しながら一生懸命頑張ってきたその努力は決して無駄ではありません。無駄どころか、とても大きな糧です。
『一生懸命やったけど、叶わなかった。』
その時に感じたこと、絶対に!忘れないでください!!
悔しい!
なんで私が入賞できないの!
なんで私がこの賞なの!
来年は今年よりもっと上の賞を取ってやる!
その悔しさが次なる目標にもなり、また頑張ろう!という意欲にもなります。
以前コンクールについて書かせていただいた時にも同じことを書きました。
『結果だけが全てではなく、目標に向けて一生懸命取り組む過程も大切なこと。そこで培ったものはこれからの大きな糧になる。』
人間ですから、1回で何もかもうまくいく訳ではなく、壁にぶち当たったり、たくさんのことを経験し、その都度いろんな感情を抱き、経験を積み重ねて成長していきます。
コンクール初挑戦で、コンクール後のレッスンの時に頑張って練習してきてくれた生徒さん。コンクールは悔しい結果だったけど、その経験がプラスに働いていますよね!
一つの目標に向けて『一生懸命がんばること』を私たちは教えたいです。実際に、それが実り、近畿大会で金賞を頂き、全国大会に出場した生徒さんも育てております。彼も1回目から賞を取れた訳ではなく、何回も経験と努力を積み重ね、その結果を得ました。
いろんな外の世界を経験するにあたり、取り入れて欲しいことがあります。たくさんの音楽を聞いたり、お父さん、お母さんをはじめ御家族みんなで1曲の同じ演奏を聴き、聴き終わった後にその曲の感想を言い合うこと。
その結果、全員が全く同じ感想にはならないと思います。それぞれ感じたことが違う、印象的だった部分が違っている、自分が感じなかったことや、そういう捉え方もあるのかと気付かされることもあると思います。
この演奏が正解とか、良い演奏はひとつしかない訳ではないということが、よくわかりますよね。コンクールも同じなのです。理解するのは難しいかもしれませんが、一生懸命やっていれば、努力はいつかは必ず実ります!その実りが早いか遅いかは、人それぞれで、あとは運もあります。
今回もみんな本当によくがんばりました!!
心から『よかった〜!』と言える、とっても上質な演奏でした♪♪
賞を頂いた生徒さん、去年よりいい賞を頂いた生徒さん、みんなの喜びを見ると、こちらまで嬉しいです(^ω^)
来年は今年より更に上を目指してがんばろう!
これで終わりではなく、これからが『はじまり』です。
次なる目標は発表会!
また次回に向けてがんばろう(^O^)/