2014.11.17
今年も地元玖波公民館で開催されるワイン講座でBGM(ピアノ連弾)を担当するので、11月3日の祝日も連弾のレッスンをしました。
でも、45分くらいやっても、私から注文が出るばかりで、有香ちゃんも練習してないしで、私もいらいらし、これ以上やっても意味ないと思い「今日はこれでやめよう」と終わりにしました。
ところが、有香ちゃんが「音の出し方はどうやってやればいいん?」と質問し、一人で弾き始めたのです。私、驚きました。だって、先生が今日はこれで終わりと言ったら、普通「じゃ、帰ろ~」となるじゃないですか。先生のやる気がなくなってるのに、生徒のほうがやる気を見せてくれるって、ある?
有香ちゃんとはかれこれ5年外で連弾演奏をやっていて、いつも「音が出てない・左右のバランスが悪い」などと私言ってきたけど、有香ちゃん、私の言う事に真剣に向き合ってくれていたんだね。なのに私のほうがさじをなげてばかだあ。
「今日はやめよう」と言ってあれから1時間30分、音の出し方を二人であれこれやって有意義な練習になりました。あそこで終わりにしていたら、何も得られなかった。私って、いつもこうして生徒に救われる・・・・。
「なにごともすぐにあきらめてはいけない」ということを私、生徒から教わりました。