2014.02.04
私には好きなピアニストが4人いて、今日はその中の一人ランランについて。
数年前、ランランのリサイタルをTVで観て凄い衝撃を受けました。
ランランの演奏でドビュッシーの音楽がくっきりとTVの前の私まで届くんです。
ランランが鍵盤に触れると、まるで魔法のように次々と音楽が現れたんです。
それ以来、どんどんランランの凄さに惹かれていきました。
なぜこんなにも私はランランが好きなんだろう?と分析してみました。
1.ランランの音はいつまでも死なない!音がずっと鍵盤の上をキラキラ舞っていて、その間も新しい命(音)が次から次へと生まれて来る感じ。
2.ランランの音は華やかにぷわあ~~っと響く!「スターの音」って感じがします。
3.テクニックが途轍もなくずば抜けている!だからどんな曲も余裕で自在に音楽を表現できるんです。
4.天性の音楽性!彼の中に通っている血(音楽)が、演奏しながら自然に溢れ出てくる感じ。だから音楽が生き生きとしているんです。
5.ランランの演奏だと音楽がよくわかるので聴いていて面白い!音楽がくっきり浮かび上がって聴こえるんです。その曲を深く理解し、心底とらえているから本質を伝える事ができるんですよね。
6.ランランの演奏には全てに意思が通っていて、迷いが無い!だから真っ直ぐ届く。
皆さんランランを一度体験してみて下さい。DVD「ライブインウィーン」は特に面白い!