2013.08.03
7月31日(水)、今日は河合楽器の神野さんに私の生徒の演奏を聴いてもらうお披露目会。
生徒は有香ちゃん(高校1年生・ピアノ歴10年)。
曲はベートーベンピアノソナタ「悲愴」第3楽章。暗譜も飛び、発表会の時みたいに迫力を持っては弾けなかったけど、初対面の人の前で演奏するという(なんとも嫌~な?)経験ができて良かったね、有香ちゃん。
神野さんは、仕事柄、日頃アップライトピアノを弾いている子がグランドピアノを弾いた時の違いという視点から聴いていたそうです。そんな聴き方をするなんて思いもしませんでした。私なんかいつも、「家でアップライトなのによくこんなに上手に弾けるなあ」なんて、のん気なことを思っていました。
スタッカートのタッチについて言われた時も驚きました。「まだ指が弱いし、仕方ないよねえ~」と私は思っていて、まさかそんなとこ見抜かれるなんて。ピアノを売る営業の人ってそこまでわかるんですね!
生徒には初対面の人の前で演奏するという刺激を与え、聴いてもらう神野さんには驚いてもらおうという主旨だったのに、結局私が一番刺激(ショック)を受け、自分の甘さに落ち込むはめになりました。 でも、聴いてもらって良かったです。私は自分が指導しているので、客観的に生徒の演奏を評価することがどうしても無理だと思うので。