2025.07.24
今年は PTMGジャパンにとって初めての審査員 ウォルター アパリシオ先生をお迎えして例年より1日長い日程で行われました。
先生は南米出身でニューヨークでご活躍中の40才、南米の音楽を研究、演奏を通じて広めることにも力を注いでおられます。
そんな関係で今年の特別カテゴリーは南米の作曲家の作品、南米由来のリズムや地名が題名の曲を取り上げ 基準曲を含む3曲の中に選択してもよいというものになりました。
PTMGの先生方も勉強会を開いて ピアノ曲としてそれ程馴染みのない南米由来の曲を調べたり紹介してもらったりして生徒さんが演奏するのにふさわしい曲を探しました。
オーディションを通じて 南米の音楽に限らず アパリシオ先生がリズム・テンポ感・音の色彩を重視されていることがとてもよくわかりました。
今回、昨年と同様、私の生徒さんは初参加1名 合計10名が参加
4月末の発表会で演奏した曲を自由曲に選んで後2曲をオーディションまで本当に細かいところまで練習して臨んでくれました。
私にとって一番嬉しかったことは
今年は、10年オーデションに参加し続けて10年目トロフィーをいただけた生徒さんが2名
5年目トロフィーが1名おられたこと!
21日の授与式ではアパリシオ先生からじかにトロフィーを頂きました。
皆さんの誇らしげな顔!!
間に受験がありお休みした年もありましたがご本人が自分の意志でピアノを続けてくれたこと、またそれを支えてくださったご家族に感謝、感謝、感謝です。
最終日の21日にはカワイ表参道店パウゼホールで優秀演奏者によるオナーコンサートがあり
今回4名の生徒さんがオナー候補になりましたが
正式にオナーに選ばれて演奏できたのはお一人
始まる前は緊張気味でしたが カワイ楽器の一番良いフルコンサートピアノで気持ちよく満足のいく演奏ができたようでした。
一連の行事が終わって私も久しぶりにほっとしております。
これから皆さんに審査の先生の丁寧なそれぞれを励ますようなコメントと認定証をお渡しするのが楽しみです!