2024.07.22
今年3月、PTMGジャパン会長の蓮沼先生が亡くなられましたが お若くて有望な先生のお弟子さんお二方が新会長を引き継いで下さいました。
今年の審査員Graig Richey先生と新会長のうちのおひとり直子先生がアメリカから来日され 19日のマスタークラス、一部 公開レッスンを皮切りに20日からはオーディションが始まっております。
私の生徒さんは初めての方を含め 10名がエントリーし既に21日(日)に演奏をし終わったばかりです。
皆さん、とかく音のミスがあったかなかったかを気にされますが 勿論ミスは無いに越したことありません。
ですが、初日のレクチャーで、Richey先生がおっしゃっていました。
”音楽は感情を表現するもの”
正しいリズム、拍のとらえ方、モチーフが幾つか重なって出来るフレーズ感を大切に その音楽に自分の気持ちをどれだけ込められるか 演奏にどれだけ音楽性が感じられるかを大事にして聴いて下さいました。
先にあげたベースとなるようなことがしっかりできていないと感情を込めた演奏には行き着かないですよね。
7月になって泊まり学習や期末テストが直前にあった方もいて練習が大変だったと思います。
いつもより早い本番でしたがこつこつとあるいは直前の頑張りで何とかみんな落ち着いて丁寧に演奏する姿勢で臨めていたのは良かったです。
気持ちが入っているなと感じられる演奏もあったので嬉しかったです。
この一週間はオーディションが続き、最終日の28日各種の表彰式やオナーコンサート、そして29日は初の試みとしてRichey先生のご提案で参加した生徒さん全員から選出された生徒さん達のレッスンをして下さるワークショップが開催されるそうです。
ちょっといつもより長丁場になりますが 楽しみでもあります。