2017.06.24
7月29日の発表会まであと1か月となりました。
演奏曲の楽譜に、目標タイムを書いて、譜読みが終わった時点から毎回のレッスン時にタイムを計っていきます。
ここ1か月でだいたい目標タイムで弾けるようになってきたところです。
ここからあと1か月で、
アーティキュレーション(フレーズより細かく表情をつける)
ダイナミックレンジ(大きく・小さく・早め・遅めなど)
アゴーギク(ゆらぎ)をつけていきます。
どんな短い曲もすべてに設計図のように
3つのことを盛り込んで
本番の日まで1つでも
成功するように指導してまいります。
当日はリハーサルを必ずやり、現場(ホール音響)において最後の音の伸ばし具合はもちろん
手首のやわらかさ・硬さを調節してメリハリ具合
を指導します。
私の家で仕上げたからと言って安心はできません。
ピアノはホールの備え付けですし、残響は
ホールでないと体験できないので気は抜けません。
演奏の出来・不出来については、厳しく考えていません。
いい演奏ができればそれにこしたことはないですが、むしろ細かいニュアンス・
望んでいた音の質ができたことが、演奏者にとって大きな進歩ですし、満足が得られると思うからです。
舞台で演奏するということは、日常の中では
ありえない緊張と集中を要求されることなので
楽しんで演奏できる人は少ないと思います。
今回の参加者は、4歳~87歳です。
1年間で合格した曲の表彰・第1位は577曲でした。
中学3年生の女子です。彼女は昨年も1位でした。