2014.09.29
季節はすっかり秋。
近所の小学校の運動会も秋晴れの中終了し、毎日一生懸命に練習していたダンスの音楽も聞こえなくなりました。
このところ、私の教室に入会して来てくれる生徒さん、ママが以前生徒だった方のお子さんが次々と・・
いわゆる<孫弟子>ですね。
ママ達が生徒の時、私はお姉さん先生or若いママ先生でしたが、孫生徒となるとオバアサン先生になるのよね・・
まあ、それはさて置き、かつて幼稚園や小学生だった彼女達、レッスンという形でお付き合いしながら幼少期→思春期の成長を見させて貰った事は私の大切な思い出です。
練習して来ない事を誤魔化す為に一生懸命お喋りして時間を潰す作戦に出る子、友人関係の悩みや恋愛相談、テスト前に、なぜか数学の方程式なんかを教えた事も・・
そんな彼女達もママになり、我が子にピアノを習わせたいと訪ねて来てくれます。
「あんなに練習が嫌いでも、ピアノが弾ける事でのステキな体験が沢山ありました!やっていて良かった!なので、この子にもぜひピアノを弾ける素晴らしさを教えてやってください」と、何より嬉しい報告のプレゼント付きで。
ママ達が子供の頃の私は、今思うとかなり厳しい先生だったかも・・
でも孫弟子達の可愛らしさ、無邪気さにはついつい甘くなってしまします。
きっとおばあちゃんの心境なんでしょうね。
オチビさん達にはテクニックを指導しつつ、これから始まる長い人生にピアノがいつも寄り添っていてくれるように、楽しさや弾ける事の素晴らしさを教えて行きたいと思います。