2014.08.09
8/8 小4のSちゃんのコンクール本選でした。
彼女は小2からピアノレッスン開始でしたので、決して早期ではありませんでした。
しかし開始当初からやる気満々!自宅練習もしっかりやって来る優等生!!
でも子供の事だから飽きたりスランプもあるだろうなーと思っていましたが・・
この2年間、本当に驚くほど真面目に努力を積み重ねて来ました。
昨年、コンクール出場を提案してみたら「やってみたい!」との返事。
挑戦する事に、何の躊躇もなさそうでした。
結果・・辛口評価で残念・・
相当悔しかったようでした。
ここで懲りてしまうか、悔しさをバネにするかが大きな分かれ道。
今回は昨年よりも大きなコンクールを勧めてみました。
ママは、むしろハードルを下げて、賞を戴く事でやる気向上のほうが・・と思ったようですが、彼女の負けず嫌いの性質と、上を目指す事でより一層の技術向上が望めるのでは?と考えた結果でした。
課題曲を与えてからの本人とママの二人三脚とも言える努力は凄い!の一言。
小4ながら、毎日数時間の練習はさぞキツかったと思います。
ママも放任せずに忙しいなか、良く付き合って下さいました。
結果、予選2つ通過!!
本選はさすがに精鋭揃いなので、初めての参加では到底無理であろうと予想していました。
やはり1つめの本選はダメでした・・
落ち込みは半端ではなかったようで、又それをバネに・・
我生徒ながら教師の私が脱帽する位、根性のある子だと思うと同時に、何とかこの思いを叶えさせてあげたいと願いました。
2つ目の本選結果、奨励賞を戴く事が出来、努力が実りました。
コンクールや発表会などのステージ経験は度胸を付けるだけではなく、他の方の演奏を聴く良い機会でもあり、それが確実に技術の上達に繋がって行くものです。
結果だけを気にするのではなく、努力をした事で得た事、これが大切だと思います。
細かく曲のアナリーゼをして、教師の私も勉強させてもらいました。
Sちゃん、ご家族、そして私!お疲れ様でした。