2013.04.10
4年生になったYちゃん。
2年前から習いに来ていますが、私の前では未だ奥ゆかしい生徒さんなんです。(ママ曰く、家ではスゴイんです!ネコ被っています!って)
お友達付き合いなどが忙しくてなかなか落ち着いて練習出来ない(しない?)=週1レッスン時に上手く弾けないからなかなか◎にならない・・負い目があるんでしょうね~(笑)
そんな生徒には雑談で心を開いてもらうのが1番!
先生って話せる人なんだ!と信頼関係が結べたら、指導の上でキツイ表現をしたとしても曲がっては受け取らないものですよね。
でも、Yちゃんは今まであまり本音っぽい話をしてくれなかったのですが、昨日のレッスンでの事。
いつものように、あとヒト息ならぬ、あと3息位の練習でレッスンに来ました。
何とかオマケして○をあげたい・・何度か出来ない箇所をアドバイスしながら繰り返しやってみましたが・・撃沈・・
で、気分転換に「将来、何になりたいの?」と聞いてみました。
最近のコ、割と現実的なのか、昔の子供のように目をキラキラさせて分かりやすい職業名を言わなくなって来ています。
しかしYちゃんは即答!
「お花屋さん!!」
キャ~!すてき!!!
思わず歓声を上げてしまいました。
だってこんなに生き生きとハッキリ自分の事を語った彼女を初めて見ましたから。
でも、そこでピアノの先生としては話を繋げて締めなければね。
>先生は職業柄、花束を戴いたり贈ったりする事が多いでしょ?
色々なお花屋さんとお付き合いするけれど、贈る人や戴く人の目的や雰囲気などを想像してステキな花束を作ってくれるお花屋さんってなかなか無いのよ。
Yちゃんはせっかくピアノを習っているんだから、将来お花屋さんになったら、演奏会に贈るお花は自分だったらこんな感じが良いと思う・なんて事がわかる人になれるわね。
その為にも頑張ってピアノを続けて行ってね。
「は~い!」ってニコニコ帰って行きましたが・・来週のレッスンがちょっと楽しみです。