2025.03.10
体験に いらした保護者の方から、このような質問を受けることが あります。
づっと ピアノを1時間弾き通けるなら、それは、大変な事ですが…・・・
家で 楽譜が読めるように 『リズム打ち』『音符』の確認 『指づかい』『鍵盤の位置』等を
1つ1つ 確認していると、あっと言う間に 時間が 経ってしまいます。
本人が、自分の頭で 考えて 楽譜を 読めるようにしていかなくては、
家での練習を 1人でやる事は、不可能だと 感じています。
今までに、保護者の方が 頑張って 教えて、レッスンで 完璧に弾けるように…と
曲を仕上げてくる生徒さん には、出会いました。
でも、本人が 譜読みをしていないので、『左手だけ 弾こう!』 とか、
『3小節目から 弾こう!』『リズムを叩いてみよう!』 等の、
部分練習が、全く 出来ないのです。
難しい部分や、直さなくてはいけないリズム 等、本人が楽譜を読めない ことで、
全く 直らないのです。
なので、私は、保護者の方に、練習についてのお願いは、していません。
(因みに、私の親は、楽譜が読めませんでしたので、わからない事は、幼稚園の時から、全て、先生に 聞いていました。)
御家族で 楽しく、音楽に、接して頂き、
『今、弾いている曲、良い曲ネ』『もう1回聞きたいワ!』と 何回も 聞いて頂きたい と 思っています。
その代わり、レッスンで 時間をかけて、
音符カード や、積み木のリズム マグネットの音符 ワークブック 等を使い、
本人が 判るように、レッスンを 進めたいと 思い、1時間掛けています。
先生は、お医者さんの様なもので、
本人の状態をみて、次に何をするべきか、
今 どんな段階にいるのか
常に 考えて 進まないといけないと 思っています。
本人を 飛び越して、保護者の方が 頑張りすぎないよう、
その必要がないように、
レッスンを 充実させていきたいと 思っています。