2024.11.15
今日、Yahooニュースを見ていたら、ピアニストの ピレシュさんの記事を見つけました。
私は、とても手が小さく オクターブがやっと届く位なので、この記事が 身に迫りました。
以下は、記事の一部です。
_______________________________________
ピレシュ:
「手がとても小さい」ことからレパートリーに限界がある。それでも「自分の限界を受け入れ、現実と向き合う力がついた」ーその力とは、自分の「身体の使い方」を知ることであり、テクニック以前に学ぶべき基本だと言う。
私は手がとても小さいから、苦労しました。
モーツアルトやシューベルト、ショパン作品は大部分または一部のみで、ブラームスやポスト・ロマン派はほとんど弾いていません。私の手ではレパートリーに入れることは難しいからです。音楽としては大好きですけど、弾くことはできないのです。ですから、レパートリーには限界があるのです。でも、それは良いことなのです。自分の限界を受け入れることで、多くのことを学びます。なぜなら、自分には力が無いと認める一方で、現実と向き合う力を持てるからです。
手ではなく、身体を使って“音をつくる”
ピレシュ:
手が小さいので、身体をもっともっと使って演奏する方法を学ばなければならなかったのです。身体を使うと、音の持つ秘密をさらに発見し、音をどのように引き出すことができるのか、そして楽器にどれだけ依存しているのかが分かります。楽器自体が良くないといけないのでしょうか?おそらくそうではありません。自分の楽器である“身体”を使えば多くの異なる音色を奏でることができるはずです。
______________________________________
私は 常に 身体の使い方に注意していないと、ピアノが弾けないのです。また、身体を壊さないように 上手く脱力も取り入れながら 良い音を鳴らせるように練習を 心掛けています。
小さい手の人達に向けて、この記事が目に留まると良いと思い、載せてみました。