2023.03.03
大人の方で ヤマハ5級グレード受かりたい という事で レッスンに いらっしゃる方を 長年 見てきました。
指導者として、やはり 5級を持っています ということは、自信になると思いますね。
ただ、ネックになるのは、和音づけ と 即興演奏 ですね。
レッスンしていても、全く 和音(和声)の勉強をした事のない方が 、いきなり 5級を受けようとしている事が 多いように思います。
音大を卒業しても、和声の苦手(理解できていない)な方は、沢山いらっしゃいます。
話をしていても、全く 話が通じなくて、
「あー、和音の基礎を学んでいない」と思う方が多いので、書かせて頂くことにしました。
10級(Bコース)から順番に 10、9、8, 7、 6 級と 順を追って 難しくなりますから、
御自分で理解のできる級の 和音づけから、勉強するべきです。
(10級~6級は、子供達のグレードだ なんて思わないで、
10級から順番に勉強していけば、わからない事は ないように思われます。
グレードの制度は よく出来ていると思いますよ)
ⅠとⅤ7 が 使える10級
I Ⅳ Ⅴ V7 の 和音が使える9級 に 始まり、
Ⅱの第1転回形
Iの第2転回形 →終止形
ドッペルドミナント
転調
完全終止、 半終止 、偽終止 も わかるようにしましょう。
と 級を追って 勉強する事は 増えていきますから、理解のできる級から、
和音づけ 即興演奏を 勉強して下さい。
5級は、長調 短調 全ての調で 出来ないと いけませんから、それだけ 練習に時間もかかるでしょう。
何調がでても 出来るようにしておくのが、大切ですね。
⭐️基礎が わからないのに 5級の勉強をしても、全く 訳のわからない状態が 長く続くだけですよ。
⭐️⭐️基礎に きちんと時間をかけましょう。
毎日 全調の スケール カデンツを 覚えるまで 弾きましょう。→即興の中で使えるようにしましょう。
🙅何度も何度も 受かるまで受験するよりも、
⭕️🙆🏻♀️基礎を 繰り返し練習する方が 結局は 身になるし、
音楽理論が理解できて
音楽というものが、理解の出来る人に なりますよ。